給料と士気は比例するのか
Open work(旧Vokers)で6つの業界各々の待遇の満足度上位15社と社員の士気との関係をグラフにしてみました。
特定の会社を貶めたり批評する意図は無く、興味が半分、社員のモチベーションに影響を与える要素は何なのかを考えるきっかけ作りが半分です。
昨今8社共同で新会社設立という話題が賑やかな半導体、と電子精密機器。
x軸が待遇の満足度、y軸が社員の士気。中央のオレンジ線は原点を通る傾き1のグラフ。
なのでオレンジ線の下だと数値的に 待遇の満足度>社員の士気、オレンジ線の上だと待遇の満足度<社員の士気ということになります。
待遇の満足度の上位15社から選んでいるのでオレンジ線より下が多いだろうことは予想はしていましたが、結果全社下に。
自動車業界も総じて下に。トヨタが最もオレンジ線に近い
続いて官公庁。
オンラインの松山市を除いてはオレンジ線の下に。
続いて半沢直樹属する銀行系と、高学歴・高給与のイメージが最も強いコンサルシンクタンク。
半沢直樹に出てくる人たちは皆恐ろしいくらいの士気でしたが結果は以下です。まードラマですので。
初めてラインより上が多数を占める業界が出てきました。
最後にフードサービス、飲食
これはラインの上下の要素数がほぼ半々となりました。
純粋に給料と士気が比例するんだったらどの業界もオレンジ線上とその近辺に要素が固まってもいいはずですが、どうやらそうではないようですね。
業界によって何故これほど差が表れるのか、その仕事の特徴や職場の雰囲気を想像しながら深掘ってみたいです。