<三度目の凶暴化>
前回の二度目の凶暴からわずか2日後の朝のことでした。
人間のご飯支度のために妻がリビングにドアを開けて入ってきた瞬間… リビングに猫が待ち構えており、ニ”ャァ~~~と強く鳴いた後、
凶暴化し攻撃をしました。
この凶暴化と同タイミングでオートフィーダからドライフードがカラカラと出てきたのですが、食い意地の強いうちの猫がオートフィーダに一切見向きもせず攻撃します。なんとかリビングに隣接している5畳ほどの和室に猫を押し込みドアを閉じ隔離しました。
この三度目の凶暴化で、我々もいくつかの推論を得るに至りました。
1.妻が攻撃の対象になっていそう
2. リビングのドアを開けて入ってくる という行為が引き金になってそう
3.空腹時は攻撃的になってそうなので近づかない
以上の推論を踏まえて次の日から対応する事になります。つまり…
1. 世話は全て夫である私が行う。
2. リビングのドアが開くところを見せない。即ち猫は和室に隔離されている状態に限りリビングのドアの開け閉めをする。
3. 特に朝はオートフィーダから出たフードを食べたのをペットカメラで確認してから猫にコンタクトする
という対応です。この頃から人間側の行動に強く制限がかかるようになってきました。
- ・朝は和室で猫がドライフードを食べたのを確認してからリビングに入る、人間は朝食をサッと済ませて、妻はリビングから出ていき(*1)私が単独で猫専用部屋と化した和室へ入りトイレの掃除、ブラッシング、耳かきなどして、少し遊んでから猫を和室に隔離。そして出社。(私は在宅勤務が週1回程度)
- ・私が出社している間は妻が、和室ドアを5cm程だけ開きその間から決まった時間にちゅーるをあげる。和室には立ち入らない。私が夜帰宅したら人間の晩ごはん後に妻はリビングから立ち去り、私が和室に入りトイレの掃除、少し遊ぶ。夜食をあげる。猫を再度和室に隔離し、猫・人間ともに就寝。
このようなCovid-19とはまた違う新しい生活様式が余儀なくされました😞
実はこの生活様式を行っている間、猫は凶暴化・攻撃を行う事は一切なく、とりあえずは平和な日々が3か月ほど続きました。しかし、ほぼワンオペ状態で私の仕事が忙しくなり夜の帰宅が遅くなってきたころから、この生活様式が難しくなってきました。
<四度目の凶暴化>
3か月間この生活様式を続けて、一度も凶暴化していないので「そろそろ以前の凶暴化の事も忘れてきてるんじゃない?」という話を妻としました。つまり元の生活様式に戻すことにTryしてもいいんじゃないか、という事です。まずは猫と妻を対面させることから始めようとしました。
和室で私が猫を抱きかかえておいて、そこに妻が和室のドアからそっと入ってちゅーるでもあげてみる。という作戦。和室でやることで何かあってもすぐに猫を隔離できること、猫を抱っこしておかないとドアが開くことを察知してドア前に陣取ってしまう事があるためこの作戦にしました。
妻が和室のドアを開けて顔を見せた瞬間
キャアアアアアアアアァァァ----!!! ギャァアア!!! と叫び抱きかかえている私を数度攻撃(*2)し妻のほうへ走っていきました。
妻はドアを即閉めて退散。私も猫を和室に隔離したのち脱出しようと思ったのですが…
もう自分も攻撃対象になってしまっているのだとしたら、今までのように和室に入ってのワンオペもできないじゃないかと頭をよぎり、数度の攻防ののちなんとか和室内においてあるケージ(*3)の中に入れて隔離する事に…
途方に暮れる人間達、私も妻も攻撃対象。3か月の時間をおいてもダメ。獣医も頼れない。フェリウェイは効かない。もうずっとこの先ケージ飼いになるのだろうか…それはあまりにもかわいそう。
このとき、事の重大さを改めて認識し、この状態を改善できないのならもう里親に出して新しい環境で再出発してもらうしかないのではないか、という事も考え始めました。しかし里親に出すには、子猫のころから一緒に過ごした5年間という期間はやはりあまりに長く、他にも改善する手段が無いかを試してからの最後の手段と位置付けました。
私と妻は情報を漁り、この過程で抜爪手術というものがある事を知りました。

確かにこれをすれば人間側のダメージは小さくなりますが、抱えている問題の根本原因の解決にはまるでならないため却下。
大げさでもなく本当に藁をもつかむ気持ちで、獣医行動診療科の先生に依頼することにしました。
続く
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(*1) リビングと和室は隣接しており、それらを隔てるドアを私が開けて和室に入ろうとすると、猫は逆にリビングに飛び出してこようとするため。
(*2) 抱き抱えていたため手や腕に攻撃を受ける、噛みではなく爪による攻撃、これがかなり深くしばらく血が止まらず。この日から半年くらい過ぎているがいまだにケロイドのように痕が残る。もう一生消えないんじゃないだろうか…
(*3) ケージ飼いはあまりしたくないため、それまで使う頻度は高くなかった。猫が怯える事のある客人などが来るときに限り、猫をケージに入れ上からブランケットをかぶせ視界を遮る、という使用していた。が、今回のような事も想定していたためケージ自体は2階建てレベルの高さがある大きなものにしてあり、さらにトイレ、水、オートフィーダ、爪とぎ完備。