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アメリカ ミシガン州に赴任中 メーカ勤務の日本人のブログ

全身麻酔の手術を受けました1

先日、人生初の全身麻酔による整形外科手術を受けてきました。

肩のスポーツ障害を引き起こしたのでその原因を除去してくるというものです。人生で次に手術を受けるのは何年先かわかりませんが。この体験を記事にしてそのときの自分の精神安定剤にするとともに、近日中に手術をひかえている方の安心材料になればいいなあと思います。

 

<手術前日>
予め看護師さんから予告されますが夕食を最後に飲食は禁止され、このあと手術翌日までそれがつづきます。

 

これは一つ問題が。入院していた病院って夕食が夜7時ごろに出てくるんですね。で、僕が普段寝る時間が夜12時とか1時。夕食後5時間たった頃です。食後これくらい時間がたつとお腹がすいてくるわけで。普段からあまり寝付きのよい方ではない僕が空腹状態になったら、ベッドの中で1時間くらい目を閉じてじっとしていないと眠気が来ないのです。普段なら少し夜食をつまんで空腹を解消してから寝付くのですが、今回はそうもいかない。


というわけで病院敷地内をぐるぐるぐるぐると周り続け、さらに外のベンチを利用して腹筋背筋ふくらはぎの筋トレを行い空腹状態でも寝落ちできるくらいに体を疲れさせておくようにしたところこれがうまく行き12時ごろにすっぱり寝落ちしました。医学生から筋トレ中怪訝な目で見られた甲斐がありました!

 

<手術前>
翌朝起きると当然もー喉がカラカラ、うがいで口の中を潤す程度しかできません。空腹を我慢して午後イチの手術をまちます。ラーメン食いてえ~・・・
前の人の手術が延びていたのか予定より1時間遅れでようやくご指名が。手術室へは歩いてin。手術室のフロアに入るとなぜかjudy & Maryの曲が流れている笑 これは主治医のお気に入りか何かでしょうか・・・名前を言ってベッドに横たわります。

 

僕がうける手術は事例が多数あり、手術時間も2時間程度、難易度は高いものではないと聞いていましたし、麻酔かかるから痛みなど感じる訳がないので心配しているわけではないですが、やはり体がいまから切られると考えると緊張はしてくるわけで。助手さんに心電図を取り付けられたら、なんと心拍数が100超え笑 緊張しすぎw

 

手術前ってみんなこんなもんなんですかね。特に何か言われるまでもなく処置に入りました。まず顔にマスクが取り付けられます、しかしこれは麻酔ではなくただの酸素マスク。麻酔きいている間は自発呼吸がきちんとできないらしいのでこのマスクと気管に差し込む管で呼吸を助けるそうな。

 


このあと麻酔をいれ看護師さんと10数えるはずです。知恵袋や、他の方のブログには10数えきる前に意識を失う、数えきるのは無理と書かれていました。


「ふっ 俺は20まで数えてみせるぜ?」 自分に喝をいれます。

 

いまから麻酔入れますという合図とともに、点滴が刺さっている腕がヒヤッと冷たく感じました。

 

「さあ、いつでもカウント来なさい。俺はまだピンピンしてるぜ」

 

 

 

 

次の瞬間、僕は自分の病室へベッドにのせられてガラガラと運ばれていました(|||´Д`)
「Σ(´□`;)ぇぇっ!10数えるやつは!?」 なんと数え始める前に堕ちてしまったようです・・ナンテコッタ
それくらい、主観的には一瞬の出来事なわけです。時間は2時間以上経ってるんですけどね。

 

 

むしろより辛かった手術後の話はまた次回の記事で。ありがとうございました。