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アメリカ ミシガン州に赴任中 メーカ勤務の日本人のブログ

一時帰国の自宅隔離とMySOS

2021年12月現在、帰国直後の空港で3つのスマホアプリ(MySOS、CocoaGoogle Map)をインストールすることを義務付けらている。

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どうせ隔離中は外出しないのでCocoaGoogle mapは全く使うことないが、MySOSはフル稼働で、毎朝の健康状態報告、AIビデオ通話への応答、位置情報送信、担当者(人間)からの電話への応答をしなくてはいけない。

 

さらに自分の場合は日本到着時のPCR検査で同じ機内にオミクロン株陽性となった乗客が居たらしく、MySOSに以下のような通達+保健所からの電話が。

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職員「あなたは濃厚接触者認定されているので健康状態確認のため今日から毎日電話を掛けます」

職員「あと入国から6日目と9日目に保健所職員が待機場所までやってきてPCR検査を受けてもらいます」

 

…外出しないでPCRが受けられるのでは有難いとして、前者の毎朝の健康チェックの電話はMySOSの毎朝報告と内容重複していて正直必要性が良く分からない。が社畜根性が板についている筆者はとりあえず従う。

 

そんなこんなで始まった自主隔離生活。これはとある日の報告履歴

09:30 MySOSで体調報告
10:30 MySOS位置情報確認
11:00 保健所から電話。体調報告
15:00 MySOS位置情報確認
17:00 MySOS位置情報確認
21:30 MySOS AIビデオ通話

正直うんざりする。ってか21:30ってどういうこと…風呂入ってる可能性もあるし時差ボケで寝てる事だって十分にある時間帯なわけで。
この日は運良く着信を取ることができたが、次の日も同じような時間にかかってきたときに風呂入っていて、逃してしまった。

その次の日は自宅からの電話会議で話しているときに、着信が鳴って慌てて会議を中断。逃すところだった。

位置情報は通知から5分以内に送信すればよい、という猶予期間があるにも関わらず、なぜかAIビデオ通話はこちらから折り返してTELする機能が無いため、着信音が鳴っているときにリアルタイム応答しないといけないという緊張感がある。

そして、こんなものを逃し続けると氏名公表という罰ゲームが待っている。スマホライトユーザの筆者は手元にスマホを置き続ける習慣が無いのだが、このAI着信のせいで、トイレでうん●をするときも、右手に紙、左手にはスマホである。
スマホでケツを拭いてしまわないように気を付ける。

そして別の日は、確かに着信に応答したのに、応答した瞬間にアプリが落ちた。
今のは応答したことになっているのか、と心配になるが発信機能が無いため、ただ気を揉むのみ。不愉快極まりない。

こんなときに帰ってくる奴が悪い 黙って従えの風潮が世論に無いわけでもないので取り合えず黙って従ってみる。